非営利型一般社団法人の設立手順と必要要件|初心者向けガイド
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非営利型一般社団法人を設立するにあたり、その基本的な流れや必要な要件について解説します。社会的な目的を持った法人を設立したいと考えている方のために、ステップごとに詳しく説明します。
設立方法
一般社団法人は、主に社会的な目的のために設立されます。設立手順は以下の通りです。
1.定款の作成
定款とは、法人の基本的なルールを定めたものです。以下の内容を必ず含める必要があります。詳しくはこちら
・法人名 ・事務所の所在地 ・法人の目的 ・事業内容 ・社員(法人の構成員)の権利 ・義務・役員の選任方法と職務内容 ・会計年度および財務の処理方法 |
2.設立時社員の選定
設立時に2名以上の社員が必要です。社員は法人の運営に重要な役割を果たします。
3.役員の選任
以下の役員を選任します:
- 理事:法人の代表や業務執行を行う
- 監事:業務執行や会計監査を行う
4.法人設立登記
必要書類を整え、法人の所在地を管轄する法務局で登記します。必要な書類は以下の通りです:
- 設立登記申請書
- 定款
- 設立時社員の同意書
- 役員の就任承諾書
設立の要件
- 社員の人数:2名以上
- 非営利性:利益を構成員に分配しない
- 定款の適正な記載:利益の分配を禁じる内容を含む
税制上の扱い
非営利型の一般社団法人が特定の条件を満たす場合、税制上の優遇を受けることができます。非営利型として認められるためには、以下の条件を満たす必要があります:
- 利益を社員やその家族に分配しない
- 解散時に残余財産を他の非営利法人に譲渡すること
よくある質問(FAQ)
Q1. 一般社団法人の設立に必要な最低社員数は何名ですか?
A. 設立時には最低でも2名の社員が必要です。
Q2. 利益を社員に分配することはできますか?
A. できません。非営利型の一般社団法人は、利益を社員に分配せず、法人の目的達成のために使用します。
Q3. 監事の選任は必須ですか?
A. はい、一般社団法人では、監事の選任が義務付けられています。
Q4. 設立費用はどのくらいかかりますか?
A. 主な費用は、定款作成費用、登記費用などです。詳細な費用は設立場所や手続きを依頼する専門家によって異なります。
その他のよくある質問はこちら
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