【2026年最新】ローカル10,000プロジェクトの採択事例まとめ|飲食・宿泊・観光など幅広く紹介

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「ローカル10,000プロジェクトって、どんな事業なら使えるの?」
「自分の事業でも対象になる?」
そんな方にぜひ見ていただきたいのが、実際の交付決定事例です。
ローカル10,000プロジェクトの特徴の一つが、対象となっている事業の幅が非常に広いこと。
工場や大規模な製造設備だけではありません。
実際の交付決定資料を見ると、
- カフェ
- レストラン
- 宿泊施設
- 古民家のリノベーション
- クラフトビール・お酒づくり
- 農産物の商品化
- ペット関連事業
- 地域交流施設
など、さまざまな事業が並んでいます。
中には、「ご当地プロレス」や「学生向けシェアハウス」といった、補助金のイメージからすると少し意外な事例もあります。
この記事では、2026年(令和8年)時点で公表されている最新の交付決定情報と、2025年度(令和7年度)の事例から、特に参考になりそうなものをピックアップしてご紹介します。
※正式には「採択」ではなく「交付決定」とされていますが、本記事では分かりやすさのため「採択事例」という表現も使用しています。
ローカル10,000プロジェクトとは?
ローカル10,000プロジェクトは、地域の資源を活かしながら、新しい事業や地域課題の解決につながる事業を支援する制度です。
この制度を見るうえで重要なのは、「何業なら対象になるのか」ではなく、「地域でどんな新しい価値を生み出すのか」
という視点です。
そのため、
「飲食店だから対象外」
「宿泊業だから難しい」
「商品開発だけでは使えない」
と、業種だけで判断するのは早いかもしれません。
実際の交付決定事例を見てみましょう。
2026年最新|ローカル10,000プロジェクトの交付決定事例
今回公表されている交付決定資料を見るだけでも、かなり幅広い事業が確認できます。
福井県福井市|学生向けシェアハウス
「次世代型学生シェアハウスによる地域共創モデル事業」
学生向けのシェアハウスを活用した地域共創モデルです。
交付申請額は4,700万円。
「宿泊施設」ではなく、若者・学生の居住と地域づくりを組み合わせた事業が対象になっている点が特徴的です。
石川県能登町|地域資源を使った「干し芋」
「能登海洋深層水を活用した干し芋加工事業」
地域資源である能登海洋深層水と干し芋加工を組み合わせた事業です。
交付申請額は2,500万円。
「地域にあるものを活かして、新しい付加価値をつける」というローカル10,000らしさが分かりやすい事例です。
兵庫県高砂市|カフェ × 地域産品
「カフェを活用した地域産品の発信と新規ビジネス創出の拠点整備事業」
交付申請額は5,000万円。
「カフェをつくる」だけではなく、
カフェ+地域産品の発信+新しいビジネスの創出
という形になっています。
既存の飲食事業者にとっても、比較的イメージしやすい事例ではないでしょうか。
広島県世羅町|なんと「ご当地プロレス」も
今回の交付決定事例の中でも、特に目を引くのがこちらです。
「ご当地プロレスを核とした せらファン創出事業」
交付申請額は1,654万2,000円。
ローカル10,000プロジェクトが、単純な設備投資だけではなく、
「地域のファンをどうつくるか」
という事業にも活用されていることが分かります。
「こんな事業まで対象になるの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
熊本県熊本市|ペットリゾート × 地域交流
地域資源循環型ペットリゾート「河内ワンダーランド」
地域交流拠点の整備を核とした地域活性化事業で、交付申請額は5,000万円です。
ペット関連事業も、地域資源や地域交流と組み合わせることで対象となっていることが分かる興味深い事例です。
鹿児島県薩摩川内市|武家屋敷をリノベーション
「入来武家屋敷リノベーション事業」
交付申請額は4,500万円。
古民家、空き家、歴史的建造物など、
すでに地域にある建物を新しい事業に生まれ変わらせる
という活用方法もローカル10,000では多く見られます。
福岡県宮若市|里山 × オーベルジュ
福岡県内でも交付決定事例があります。
「地域一体的な食文化体験と里山の原風景を楽しむ通年型宿泊施設『オーベルジュ』等整備事業」
交付申請額は5,000万円です。
「宿をつくる」だけではなく、
宿泊+地域の食+里山体験
とすることで、地域全体への波及を考えている点がポイントです。
長崎県五島市|蒸溜所 × 観光
五島市では、
「蒸溜所ツーリズムによる地方再生事業」
が交付決定。
交付申請額は4,876万2,000円です。
「製造する」だけではなく、
製造+観光
へ広げる考え方も、他の地域・業種で応用しやすい事例でしょう。
兵庫県神戸市|六甲山の「廃墟」を一棟貸しヴィラへ
こちらも面白い事例です。
「六甲山頂における廃墟再生を通じた、地域経済循環型の一棟貸しヴィラ事業」
交付申請額は1,000万円。
使われなくなった建物でも、
廃墟・空き家 → 宿泊施設
という発想で新しい地域資源に変えることができます。
島根県安来市|いちご × アンテナショップ
「完熟『やすぎのいちご』魅力発信及びアンテナショップ運営事業」
交付申請額は470万2,000円です。
数千万円規模の事業だけではなく、こうした事例もあります。
地域の農産品に、
販売拠点・発信拠点という新しい機能を加える
という考え方も参考になります。
2025年度にはこんな事業も交付決定されています
前年の交付決定事例まで広げると、さらに「使い方の幅」が見えてきます。
福岡市|古民家 × ラーメン × カフェ
福岡市では、
「『食』で巡る野河内渓谷再生計画 古民家再生×多業態ダイニング事業」
が令和7年度に交付決定されています。
古民家を改修して、
ラーメン、カフェ、テイクアウトを組み合わせた複合飲食施設
を整備。
さらに、地域住民と観光客が交流できるイベントや料理教室も計画されています。公費交付額は1,500万円です。
「新しく飲食店を出す」という身近な事業でも、地域とのつながりをどうつくるかによって可能性が広がることが分かります。
茨城県石岡市|旧遊園地 × 宿泊 × サウナ × 飲食
使われなくなった旧遊園地を、
飲食・宿泊・サウナ・物販を備えた複合型観光拠点
として再生する事業もあります。
地形を活かした「洞窟サウナ」や地域食材を使った飲食、商品開発などを組み合わせ、公費交付額は5,000万円です。
北海道増毛町|エゾシカ × ペットフード
果樹園を営むハンターが、捕獲したエゾシカを活用して、
ジビエ精肉とペットフードを製造・販売
する事業です。
ECサイト、ふるさと納税、ペット用品店などでの販売も計画されています。公費交付額は1,125万円です。
「これまで十分に活用されていなかったものを、新しい商品に変える」という考え方は、食品加工や製造業にも応用できそうです。
熊本県南小国町|古民家 × 飲食 × 物販 × デジタル
黒川温泉中心街の古民家を改修し、
飲食店、バー、物販、新商品開発の拠点
として活用。
さらに大学とも連携し、地域産品と観光客のニーズをつなぐデジタルプラットフォームも構築する事業です。公費交付額は3,500万円です。
採択事例から見える「ローカル10,000」の特徴
ここまで事例を見ると、ある共通点が見えてきます。
単純に、
「カフェをつくる」
「宿をつくる」
「商品をつくる」
だけではなく、
カフェ × 地域産品
古民家 × 宿泊
温泉 × 飲食 × 車中泊
農産物 × 商品開発
製造 × 観光
空き施設 × 新しいサービス
というように、地域にあるものに新しい価値を加えている事業が多いということです。
そのため、
「うちは普通の飲食店だから」
「観光業ではないから」
「小さな会社だから」
と最初から対象外だと決めつける必要はありません。
今考えている新規事業と、地域の資源・課題をどう組み合わせられるか
を考えてみることが重要です。
ローカル10,000は地域によって受付時期が異なります
ローカル10,000プロジェクトで注意したいのが、全国一斉に同じ締切で募集される補助金ではないという点です。
事業を実施する自治体によって、
- 現在受付しているのか
- 事前相談が必要なのか
- いつまでに相談すればよいのか
- どのような手続きで進めるのか
などが異なります。
また、ローカル10,000プロジェクトでは、地域金融機関からの融資等を組み合わせて事業を進めることも重要なポイントです。
そのため、
「公募が出てから考えよう」ではなく、早めにご相談ください!
「自分の事業でも使える?」まずは地域の受付状況からお調べします
ここまでご紹介したとおり、
ローカル10,000プロジェクトでは、飲食・宿泊・観光・農業・商品開発・ペット関連など、非常に幅広い事業が交付決定されています。
「この新規事業でも対象になる?」
「自分の地域ではまだ受付している?」
「自治体にはどう相談すればいい?」
という段階でも構いません。
まずは事業を実施予定の地域でローカル10,000プロジェクトが利用できるか、自治体の受付状況からお調べいたします。
新しい店舗や施設の開設、新商品・新サービス、地域資源を活用した新規事業をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
