省力化とは？省人化との違いや使える補助金を解説！
ご相談・お問い合わせはメールフォームより承っています
近年、企業や組織は効率の向上と生産性の向上を求め、さまざまな手段を取り入れています。その中で注目されるのが「省力化」と「省人化」ですが、これらの概念には違いがあり、それぞれの実現方法も異なります。今回は、省力化と省人化の違いや、それらを実現するための方法について解説します。
省力化・省人化とは？
省力化とは
省力化は、同じ作業をより少ない労力やエネルギーで行うことを指します。これは、作業プロセスを合理化し、無駄を削減することを意味しています。効率的なプロセスやツールの導入、トレーニングの最適化などが、省力化を実現するための手段となります。
省人化との違い
省力化と省人化は、ビジネスにおいて重要な改善手法なのは同じです。省力化は、同じ作業をより迅速で効率的に行うことに焦点を当て、業務プロセスやツールの効果的な利用により、作業の合理化を実現します。逆に、省人化は業務プロセスや業務の自動化を通じて人的リソースを減らすことを目指します。
簡単にまとめると、「どのように作業を進めるか」を考え業務をより楽にするのが省力化、「誰が仕事をするか」を見直し業務の無駄な工程を削減、人員を減少させる取り組みが省人化といえるでしょう。
省力化のメリット
|
✓生産性向上 ✓品質向上 ✓従業員満足度向上 |
省力化により、同じ作業をより迅速かつ効果的に行うことができ、生産性が向上します。また、プロセスを合理化することで、作業がより効率的におこなえるようになります。
実現方法は？
STEP1.プロセスの見直し
現行の業務プロセスを詳細に検証し、無駄なステップや手順を削減します。
STEP2.効率的なツールの導入:
作業を効率的に行うためのツールやソフトウェアを導入し、業務の自動化を促進します。
STEP3.従業員教育:
従業員に最新のツールやプロセスについてのトレーニングを提供し、スキルを向上させます。
STEP4.データ分析の活用:
データ分析を通じて、業務プロセスのボトルネックや改善ポイントを特定し、最適化します。
省力化におすすめの補助金２選！
①ものづくり補助金 省力化（オーダーメイド枠）
中小企業等が行う革新的な製品 ・サービスの開発 、生産プロセス等の省力化に必要な設備投資等を支援。
2023年12月27日 ついに第17次公募要領が公開されました！
（出典：ものづくり補助金第17次公募要領）
②省力化・省人化補助金（中小企業省力化投資補助金）
こちらは弊事務所でも気になっている補助金です。
物価高騰と人手不足に悩む中小企業に対して、IoT、ロボット、AI（人工知能）など人手不足解消に効果がある設備投資に対する補助金です。中小企業等の付加価値額や生産性向上を図り、賃上げにつなげることを目的としています。
カタログ式ということでIT導入補助金のように事前に登録された設備から選択することになると予想されます。※詳細がでましたらまた情報を公開させていただきます。
（出典：経済産業省関係令和5年度補正予算の概要）
当事務所にぜひご相談ください。
どちらの補助金もすでに多くの企業様から申請相談を頂いております。
保利国際法務事務所では、皆様の頼れるパートナーとして、全てのご相談に真摯に向き合い、最適なサポートをご提供しています。
